焼きおにぎり
このところ、焼きおにぎりにちょっと凝っています。醤油とおかかをまぜたり、みりんでのばした味噌を塗ったり、日によって味を変えながら、両側から青じそ(大葉)で挟むようにしてオーブントースターで焼く。ちょっとクセになる味です。
きっかけは、先日観た映画「劔岳」。山に入った一行が、案内人が作ってくれた握り飯をムシャムシャと食べるシーン。妙にうまそうで、フキだとか山菜の葉っぱで挟んで焼いたおにぎりを真似てみたくなったのでした。
当時も今も、山に入れば食料から装備一式、担いで登らなければならないのは変わりません。が、食料も装備もすっかり変わりました。我々が学生時代に担がされた重いテント一式など遠い昔話ですし、米味噌醤油、飯盒を担いで行った食料事情も、インスタントラーメンの登場でがらりと変わり、今では便利なフリーズドライやレトルトのおいしい! 携行食がたくさん出ています。
だいいち、最近は泊まりがけの縦走でも山小屋に泊るのです。シートを敷くとはいえ地べたの冷たさが伝わるテントと違い、山小屋は屋根も床も壁も暖房も電気もあります。温かい布団で寝て夕食朝食も出る、プラス1000円で昼の弁当まで作ってくれます。年齢とともにお金を出しても楽な方が良くなってしまいます。
小屋に泊る金がなくて、仲間とひたすら重い荷物を背負って山を歩いていた頃に戻りたいとは思いませんが、飯盒の飯に缶詰をぶっかけた夕食のうまかったこと! コンロ、コッヘルさえ持たない奥多摩あたりの日帰り山行でも、焼きおにぎりで山の飯の気分をちょっと味わおうかと思っています。
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