こぼれネタ日記

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2008年10月

霜はいつ降る

081031btn10月も今日で最後になりました。朝晩が寒く感じられるだけでなく、今日などは日差しがないせいか、昼でも部屋の中で一枚多く着ないと寒いくらいです。どれどれと調べてみたら、10月23日が二十四節気の霜降。来週の11月7日は立冬です。寒いわけだ。
しかし、その割には震え上がるような寒さは感じません。生まれ育った北国と比較はできないにしても、立川・多摩育ちの人に聞いてみても昔は10月にはうらうらと長閑に暖かい日もあれば、身が引き締まるような寒い日もまじったといいます。個人的にも東京に住み始めた四半世紀ほど前は、もっと寒かったような・・・
暦の上ではもう霜が降ってもいいわけですが、ここ数年は菊の花にびっしりと霜がおりているような情景はほとんど見なくなりました。見たとしても年明けの1月とか、寒の真っ最中のこと。畑やその辺の道端に盛大に立っていた霜柱も、見るのが珍しくなったように思います。
これも地球温暖化の影響なのかどうか? キンと冷えた早朝、多摩川べりを歩くと秋の台風ですっかり打ちのめされた枯れ草(そういえば今年は台風もほとんど来ませんね)が真っ白に霜でおおわれ、水鳥が寒そうに浮かぶ川面からはもやもやと川霧が立っている。ああいう情景はいいな〜と思いつつ、やっぱり暖か目の冬の方がありがたい−−軟弱なトシャガです。


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一雨ごとに・・・

081030btnこのところ昼間は雲ひとつない晴天、夕方から雨雲が広がるという日が続きました。月曜日は、立川では雨が降りませんでしたが、江東の自宅近くの駅から出るとそのあたり中雨に濡れた跡。都心では夕方ひとしきり激しく降ったそうです。
昨日は立川で夕方<刷毛ではいたような・・・>というのがぴったりするような雨がサッと降ってやみました。夜遅く家に帰って聞いてみると、こちらの方は雨は降らなかったとのこと。ひとつところに雨が集中しないように天が配慮してくれているのか、不思議な気がしました。
雨が降らなくても、夜になって急に寒くなりました。12時近くに地下鉄の駅を出たら、身ぶるいするほど。今朝も出かける頃は身が引き締まるようでした。もう10月も末なんだなと身にしみて感じます。一雨ごとに寒さが増して、一雨ごとに木々の色が黄色や赤や枯れたような茶色になって、一雨ごとに日が短くなって・・・。
当たり前の季節の移り変わりですが、年末が近づいてくると気持もなんだか慌ただしくなります。木枯しでも吹くようになればなおさら。
昨日の夕は、ちょっと会食しませんかと、わが社長やemiさんと一緒に立川駅南口近くのお店にお招きいただきました。どれもおいしいお料理で、そのことはemiさんが報告してくれるかもしれませんが、雨の後、温かい料理を食べながらいろいろなお話ししたり聞いたりする時間はとても楽しく、ついつい遅くなってしまいました。
寒い季節だから温かいもののありがたみも深く味わえる。今日は早めに家に帰って鍋でもお願いしようかな・・・。


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ツワブキの花

081028btnそろそろ立川でも、あちこちでこの黄色い花が咲き始めました。公園や庭に花の乏しくなる季節、地面近くにはこのツワブキ、もう少し高さのあるところにはヤツデの丸く白い花や青木の赤い実(花ではありませんが)・・・もちろん、山茶花や寒椿といった花もきれいですが、家の軒下など日当たりも乏しいところでこれが咲いていると、そこだけ灯りがともったようでホッとします。
もともと南方の植物のようで、トシャガの郷里・津軽や学生時代からしばらく住んだ北海道では見ませんでした。東京に来てからもずっと、冬場に花の咲く蕗(それに加えて年中ツヤツヤ青々していてフキノトウのない蕗!)という程度にしか見ていなかったのですが、九州生まれの友人から「これ、うちの方じゃよく食べてたよ」と聞いてがぜん興味深くなりました。ゲンキンなものです。
それではと、まだ柔らかい毛が茎や葉についている若い茎を摘んで、茹でて皮をむき(ごく若い細い茎なら皮むき不要)適当に切ってきんぴらにしたりキャラブキにしてみましたが、匂いは蕗と変わらずあくがなくておいしい! ただし、花が咲く今頃食べられるものなのか、試してみたことがありません。やはり春から初夏にかけて新しい茎が伸びる頃が良いのでしょうね。
かといって、街なかの公園やひとさまの庭のを採るのは御法度。試しに摘んだ時は懇意にしている人の庭にたくさんあるからと、少し分けていただきましたが、やはり今頃、花を眺めて楽しんでいるのがいちばんかもしれません。


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見よ落下傘 ♪

081027btn本日[ベストショット5]を更新しました。今回は先日登った天祖山の紅葉ベスト5です。どうぞご覧くださいませ。
昨日、女子大の学園祭に行っている間に、立川では陸上自衛隊や消防庁、海上保安庁などが使用している防災基地で「防災航空祭」が開かれていました。
飛行機に乗るのは怖いくせに見るのは大好きなトシャガとしては、ほとんど毎年行っているのですが、今回はご挨拶は社長に、見聞はemiさんに、写真撮影はコーヘイちゃんにお願いしてしまったのでした。出来上がった写真を見せてもらい、本欄でも一枚使わせていただくことにしたのがこの写真。
コーヘイちゃんの写真、この他にも素敵なのがたくさんありまして、もったいので来週更新のベストショット5に使わせていただきたいと考えていますが、何といってもこの航空祭の花は、パラシュートの降下デモンストレーションです。確か以前は本当の(というのが正しいのかどうか知りませんが)丸い[落下傘]だったように思うのですが、ここ数年はパラグライダーというのか、横に長いものになりました。
これも時代の変化というもの。きっと現在のこの形の方が操作性とか安全性でずっと優れているのでしょう。が、なんとなくあの丸〜いパラシュートの方が[落下傘]という感じがしていいな〜と思うのは、トシャガがかなり古いから? でも行ったemiさんにも確かめましたが、会場に流れた曲はやっぱり<藍より蒼き大空に・・・見よ落下傘 空に降り・・・>「空の神兵」であったそうです。


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女子大へ行ってしまった

081026btnb立川でもいろいろ催しのある日曜日でしたが、そこはぜ〜〜んぶ社長やemiさん、コーヘイちゃんに任せて、本日は娘の行っている某女子大の学園祭に行ってきました。娘のいるファッション造形学科有志でファッションショーをするから見て! と言われてのこと。妻ともども入学以来初めての学校参観に行きました。
恥ずかしながら、女子大というところに足を踏み入れるのは初めて(本当は仕事関係で何度かありますが、仕事の時はそういうことはあまり意識しないものですよね)。何だかドキドキしましたが、相模大野の駅から混んだバスに乗ると、どうも同じく学園祭に行くらしいお父さんやら、お爺さんとおぼしき老紳士もいたり。いずれも奥さまに引きずられてという雰囲気で、何やら安心いたしました。
ファッションショーは、まあ学生さんの企画制作としては、なかなか良かったじゃないかという感じ。デザイン&お針子を苦労してやっていた様子を知っている娘の作品も、たぶんあれだろうと想像がつきました。まあ、頑張ったな! と少し親バカにもなれました。
それにしても・・・わが学生時代の大学の殺伐とした雰囲気は措くとして、何度か行ったことのある芸術系の大学祭の野放図+荒々しさとも違った感覚は、やはり女子大というものなのでしょうか? こういうのもいいなと思った次第。男子用のトイレもあった! これが一番ありがたく新鮮な発見でもありました。


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バナナ

081025btnトップページでもご案内している通り、たちかわ絵本を更新しました。今回は、ポーンという素朴な響きが素敵なカリンバと遊ぼう!という企画。ページ上で演奏もできますから、ぜひ親子で、おひとりでも楽しんでください。
さて今日は用事があって八王子まで行って立川に戻る途中、日野駅近くの民家にある芭蕉かバナナの木を思わず見てしまいました。ずっと以前からある木なのですが「実がなっていないかな?」と気になったのです。
というのも、9月のことになりますが棒ノ折山に登ったとき「さわらびの湯」の駐車場から有馬ダムの方に歩いて行く途中の家の庭に、小さいけれど実の房を立派につけたバナナが何本かあったのです。名栗、有馬の山に囲まれた山間の土地です。へぇ、こんなところでもバナナが実るのかと一緒にいたみんな驚いてしまいました。
これも地球温暖化の影響なのかどうかわかりませんが、それでずっと前から知っていた日野駅近くの木も確かめたくなったのでした。電車からちょっと眺めただけですが実はなかったようです。やはりバナナではなく芭蕉だったのかもしれません。
そのバナナが「ダイエットに良い」というので大売れ。スーパーでは仕入が追いつかないと報じられています。事務所から見えるお向かいの八百屋さんでも、やはりよく売れている様子。ダイエット効果については存じませんが、山登りやランニング、自転車などのスポーツでは即効性のあるカロリー補給と、疲労による筋肉痙攣の特効薬として以前から重宝がられてきました。といってもどのくらい前からなのか。トシャガの幼少時代、バナナはパイナップルと並んでちょっとしたごちそうだったのですから。
宮澤賢治の作品に「飢餓陣営」という一幕もののオペレッタがあります。別名、バナナン将軍。戦場で孤立して飢えた兵たちのところに、胸にお菓子の勲章をたくさんぶらさげ、肩にはバナナの房のエポレット(肩章)をつけたバナナン将軍が帰ってきます。飢え死にするよりはという部下の知恵で、名誉な勲章を見せてもらうことを口実に、お菓子を次々兵に食べさせ、最後に左右の肩章のバナナも・・・これが花巻農学校で上演された大正末頃、バナナは貴重な果物だったはずです。
貴重で憧れだったバナナが、手軽なダイエット食としてもてはやされる。豊かな御代の証しというべきでしょう。やがては日本国中に植わったバナナの木がどれもたわわに房を垂らし、しっぽの長いお猿さんがア〜イアイとやってきて・・・どうなるのでしょう?


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日曜日はテレビをチェック!

081024btn昨日の本欄、われながらグダグダと何を書いているのか分からない。反省。で、今日はシンプルかつ分かりやすく・・・
雨でお弁当も持ってきていない、昼近くまでコーヘイちゃんに撮影をお願いする取材があったので、昼食は事務所の1階にあるイワシ料理の「たかね」というお店で食べることにしました。
お店の水槽をイワシが泳ぎ回っている活イワシ専門店としてテレビや雑誌などでもよく取り上げられる店なのですが、今日行ってみたら日曜日にまたまた親父さんがテレビ登場とのこと。日本テレビ系日曜朝7時からの「所さんの 目がテン!」という番組。
イワシが高級魚並みに高くなっていることから、イワシのあれこれを科学的に探る! という企画らしいのですが、親父さんはスタジオで活イワシをさばく技を見せてくれるのだとか。楽しみです。
楽しみといえば、同じ26日、多摩てばこネットの兄弟誌、立川のタウン誌『えくてびあん』でご紹介したのが縁で、NHK「素敵にガーデニング」の取材を受けた立川・幸町の岸中さんの庭の放送が、いよいよこの日あります。朝6時30分からがBS2、夜11時55分からがBShi。これも見逃せません。
日曜は朝から忙しくなりそうです。皆さまもぜひ立川の人たちと、テレビでもお会いください!


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雨降って・・・

081023btn昨日の山行、なんとかお天気がもってくれたな〜とありがたく思っていましたが、今日は天気予報通り午後から雨になりました。
ひと雨ごとに秋が深まっていくように感じられます。色づき始めた柿の実も雨に当たって色合いが濃くなったように見えるのは気のせい? 雨の割には気温が下がらず、けっこう蒸して感じられるのも、なんだかすべてのものを成熟させようという自然の企みなのかなと思います。
わが家の小さなベランダに、鳩のつがいがいつもやってくるのですが、ここ数日、何かやたらにつがいが親密なように感じられるのです。おいおい、これから冬を迎えようというときに木の芽時かよ、と突っ込みのひとつも入れたくなりますが、これまた自然のリズム、自然のたくまざる企みなのかもしれません。
北の国からやってきた鳥たちも増えてきました。彼ら彼女らはこの冬を乗り切ってまた北の国に帰っていきます。繰り返されるリズム、たくまざる自然の企み。雨降って秋が深まるのも、そうした大きな大きな自然の大きなサイクルに組み込まれた企みなのにちがいありません。そうそう、雨降って地固まるというじゃありませんか。
そう思えば、あくせくと苦労しているのがつまらなくなります。う〜ん、こういう心境になるのも、きっと久しぶりに山の中を歩いて、筋肉痛と引き換えに大自然の気を少しいただいたおかげ。が、とりあえず、目の前に迫った締め切りをこなさなくてはならないのが、人の渡世の定め。明日からは今月を越すためのおつとめが待っているのでした。


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紅葉シーズン開幕

081022btn奥多摩の天祖山という山に登ってきました。多摩てばこネットの兄弟分である立川のタウン誌『えくてびあん』の企画なのですが、標高1000mをこえる山は、すでに紅葉のまっ盛りでした。一足早く、紅葉を楽しませていただきました。
「テンソザン」ってどこ? という方も多いかと思います。山の取材では全幅の信頼を置いているカメラマンの<シンさん>でさえ、「それ、どの辺りですか?」と分からなかったくらいですから。奥多摩も日原の鍾乳洞のさらに奥、七石山と雲取山から芋木ドッケ似かけての稜線の間、要するにどこから行っても不便な、登る人もあまりいない山。知られていないのも無理はないのです。
で、登ってみると本当に静かな山で、本当にいい山でした。ただし、けっこう急斜面の連続で、数年前の土砂崩れの痕もあったりして危険もある山だということもよく分かりました。いらっしゃるとしたら、くれぐれもお気をつけいただきたいと思います。
静かな中に聞こえるのは、鳥の啼き声と鹿の声。熊の出た情報もあったので、緊張もしながら登ったのですが、迎えてくれたのは見事に紅葉したカエデ類と鹿の声ばかり。頂上の天祖山神社の前で昼を食べていると、すぐ近くで鹿が鋭い声で鳴きました。下りのときも、あちこちの峰から遠く、シカの鳴き声。そうか、紅葉に鹿はつきものだな〜などとくだらないことを思いつつ、秋の好日を過ごさせていただきました。


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レンジでチン!

081021btnわが多摩てばこネットスタッフsakoさんからお許しをいただいて、彼女が遭遇したちょっと愉快な話−−先日のことです、雨が降ってきたのでコンビニに飛び込んでビニール傘を買いました。レジに持っていくと、ちょいとDAIGO似風のイケメン店員が「温っためますか〜?」。
ちょうど忙しくてボーッとしていたのか、マニュアルを間違えたのか、コンビニ弁当じゃありませんから、傘を電子レンジで温めるなんてするわけない! あまりといえばあんまりな間違いにsakoさん、思わず絶句してしまったというのです。その話を聞いた多摩てばこネット・えくてびあんスタッフ。「そんなおいしい話に何も突っ込まなかったの? もったいな〜い」。
そこで、[私ならこう突っ込む]をいくつか・・・
emiさん。「兄ちゃん。何考えとんねん。こんなもんチンしたらとけてまうやないか」−−まさに豪速球、関西風ストレート突っ込み。
まっちゃん。「雪の日にお願いするわ」−−少々考えオチながら、サザエさんが言っても似合いそうな山の手風上品突っ込み。
恥ずかしながらトシャガ。「う〜〜〜〜ん。今日はこのままでいいや」−−相手を上回るボケで切り返す高度なワザなのか、与太郎風テンネンか?
ちなみに、そのDAIGO似風イケメン店員も、さすがにすぐに気がついて「あ、失礼しました。すぐにお使いになりますか?」と言い直したそうです。いっそのこと気がつかないままだったらどうなったんだろう? 妄想はどこまでも膨らむのでした。


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タデ食う虫も・・・

081020btn今日更新したベストショット5でご紹介している多摩川の河川敷にも、そのあたりの道端にもタデの紅い花が盛大に咲いています。正確にはイヌタデ。蓼酢とかに使うピリッと辛い辛みがなくて役に立たないからだそうですが、名前がちょっとかわいそうになるくらい、小さいけれどきれいな秋の花です。
子どもの頃、ままごとで[あかまんま]といえば、この花をむしって葉っぱに乗っけて出されたものです。だから別名アカノマンマ。こういうことを書くと女性陣の顰蹙を買うのでしょうが、ままごとというのが苦痛でした。
「はい、そこに座ってくださいね。ご飯にしますから・・・」などと泥団子とか、このアカマンマを出されて食べる真似をしたり、お人形のお守をさせられたり。あるいは、その辺ですくってきたドジョウを「お料理しましょうね」と、木の根っこをまな板にどこからか持ち出した小さな包丁でチョンと頭を切ってしまったり・・・。
個人的経験があまり良くなかったのかもしれませんが、まだ小学校に上がる前なのにしっかり尻にひかれているようで、なんとも情けない思いが残ったものです。何というか、ままごとをするあたりから、男と女の根本的な隔たりというか、感じ方の違いが出てくるのでしょうか。
とはいえ、辛くても辛くなくてもタデを食べる虫がいます。どんなものでもそこれを好むものにはおいしい。人間がひとつ食べたら死んでしまうような猛毒のキノコにだって、しっかりとそれを食う虫がついています。どうしてこんなのが好きなのかな〜などと思ってもなんとなくうまくいっている。それが、自然の妙というものなのでしょうね。


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石田倉庫

081019btnJR立川駅と青梅線西立川駅の間あたり、富士見町に「石田倉庫」という一画があります。ここにはアートやクラフト、つまりは自分の手でこつこつ何かを作り出そうという作家の人たちが集まっているのですが、そのアーティスト、クラフトマンたちが自分たちのアトリエを一般の人にも開放して、一緒に楽しんでもらおうという「アートな二日間」という催しが開かれています。
二日間ですから、昨日今日と開かれていて、昨日はアートとまちづくりについてのトークイベントなどもあったのですが、昨日も書いた通り駅伝予選会もあり、[WEBえくてびあん]でもご案内している多摩てばこネットの姉妹誌『えくてびあん』の納品とも重なって、来ることができませんでした。で今日は何としてもと来てみたら大変なにぎわい。年月を重ねるとともに人が多くなるのはうれしいことです。
実は、FMたちかわの日曜午前11時からの30分番組「多摩てばこタジオ」でもこの石田倉庫のイベントを取り上げた関係で、番組のパーソナリティーでシンガーソングライターの音楽屋元就さんが特設ステージに登場! というわけで、今日の写真もそのワンシーンです。
ストリートでの経験も豊富な元就さんの歌、PAなしでもみなさん楽しんでいただいたようでした。他にもさまざまなアーティスト、倉庫の大家さんたちの奇術披露などもあり、ご近所のお店の屋台や、地元のお母さんお婆ちゃんたちの子どもたち対象の手芸教室など、内容もテンコ盛り。アーティストたちのアトリエを訪ねるだけでなく、秋晴れの午後、ゆっくりとした時間を過ごさせていただきました。
そうそう、次のFMたちかわ「多摩てばこラジオ」のOAは26日(日)午前11時からです。イベントの仕掛人、山上一郎さんをゲストに迎えたトークもあります。立川とその周辺の方、84.4MHzをよろしく!


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箱根駅伝予選会

081020btnぜひまちの達人をご覧頂きたいのですが、今朝の立川は、新年の箱根路を目指す大学生たちが競う箱根駅伝予選会が開かれ、熱気につつまれました。
多摩てばこネットは全スタッフと、さらには特派員としてケータイで写真を撮って送ってくれる大学生諸君を含めて朝7時集合。7時30分の開門を待って、昭和記念公園や陸上自衛隊駐屯地で、わが学校や応援する学校の勇姿を収め、声援を送り、一緒に泣いたり笑ったりしました。特派員諸君の感想メッセージもぜひご覧下さい。
「熱気につつまれた」というのは比喩だけでなく、本当に秋晴れのポカポカとした陽気で、走っている選手たちには結構ハードなレースだったようです。給水がうまくいかず脱水症状を起こしてリアイアしてしまったり、ゴールしたとたんに倒れ込む選手もたくさんいました。一方では暑さを警戒してペースを上げられなかった選手はそれを悔しがったり・・・。
「いまどきの学生」だって、何ごとかに打ち込む姿はすばらしいなと思いました。しかも個人記録を競うのではなく、チームとしてそれぞれが全チームのために走る。日本独自の駅伝の人気が高いのも、そういうことがあるのでしょう。
数年前、子どもの同級生が箱根駅伝のアンカーとして走るというので、幼稚園時代からの同級生や親、先生たちまで、お正月の日本橋で声援を送ったことがあります。結果的には、彼の4年間を締めくくる箱根はシード落ちに終わったのですが、底冷えのする中で何時間も待って応援したこちらまで、胸が熱くなりました。箱根には、そんな特別な何かがあるのでしょう。
出場権を獲得した各校、箱根でがんばれ! 残念ながら切符を逃した各校、感動をありがとう、そして来年に向けてがんばれ! それぞれに何かを得た多摩てばこ特派員諸君もありがとう、そしてがんばれ! 


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日めくり

081016btnお食事中の人がいたらごめんなさい。我が家のトイレに日本史カレンダーという日めくり、ではありませんが週に2度ベリベリと引き破るカレンダーがあります。家の者が毎年買ってくるのですが、年によって四字熟語だったり、ことわざだったり、世界史だったり。最初は子どもたちの学習用だったのですが、そういう齢でもなくなっても習慣として残ってしまいました。
その約日めくりカレンダーも、このごろになるとずいぶん薄くなって、一年も残り少ないな〜と実感します。そして、縄文時代あたりから始まった日本史も、いまや第一次世界大戦も終わりワシントン軍縮会議(1922年)とか関東大震災(1923年)あたりに来ました。生まれていただけではありませんが、現代に近づいてきたものです。
こういう歴史カレンダーを見ていると、人間の歴史はいくさとか革命、天変地異、飢饉の連続だったんじゃないかという気になります。フランス革命とかアメリカ独立戦争といった経験のない日本にしても、鎌倉幕府、室町幕府、江戸幕府、さらには明治維新なども革命の一種と言えないことはない。そういうことはその後の歴史に大きな影響を及ぼしたわけですから歴史に刻まれるのでしょう。
が、その時代生きていた人たちは、もっとフツーに生きていたはずです。残念ながら、そういうフツーの暮らしは歴史には書かれることがないから多くは残りません。今この時代でも、新聞やテレビを見ると事件や事故の連続ですが、ごくフツーに今日一日を無事終える人の方がずっと多い。多いから当たり前すぎてニュースにはならない。
自分の今日一日を振り返ってみても、昨日、元就さんがコメントしてくれたように、国営昭和記念公園の「こもれびの里」のFM番組収録に立ち会い、事務所にもどって昼食を食べ、あれこれ小さなことを片付けたり、ネット関係の技術的なことでいろいろ教えていただいて、あっという間に夕方・・・歴史に名を残すようなことは何ひとつありませんでしたが、まずは一日フツーに無事だったことを感謝し、トイレの日めくりを破りましょう。


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祝・巨人軍優勝

081015btnさて本当に久しぶりにプロ野球のことです。もう数週間前のことになりますが、まだセリーグ優勝が阪神か巨人か、というよりまだ阪神優勢の時期、事務所のある立川駅北口近くの電器量販店の前を通ったら、あの読売巨人軍応援歌「闘魂込めて」が流れているではありませんか。
なんで巨人なんだ、と思って買い物のついでに店内を見てみると「読売巨人軍日本一応援」とのこと。なるほどね。クライマックスシリーズ進出は確定していましたから、仮にリーグ優勝しなくても日本一になる可能性はあるものねぇ・・・と、その時は余裕をもっていたのですが、結果はものの見事に巨人の逆転優勝。阪神タイガースがふがいなかったというべきか、この店に先見の明があったというべきか。いずれにしましても、優勝が決まってからは、こころなしか店に流れる曲のボリュームも上がったように聴こえます。
阪神タイガースは優勝を逃して、岡田監督が辞任とか。これもいつものことですが、こういう時の阪神の御家騒動は目も当てられないものになってしまいます。今からこういうことを書くのは、長年の阪神ファンとしては非常に心苦しいし、非難されるかもしれませんが、こういう状態で選手たちが短期決戦を勝ち抜いて日本一に挑戦したり、まして再び日本一になるとは、ちょっと考えにくい。
以前お世話になった上司は熱烈な中日ファンでした。わが妻の一族、及びわが家の次男坊は熱烈な巨人ファン。両チームの健闘もお祈り申し上げます。わが家では私と長男がタテジマの伝統をわずかに守っていますが、果たして気持よく「六甲おろし」を歌う日は来るでしょうか。


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十三夜は過ぎたけれど

081014btn先週の10月11日更新で、いよいよ18日に迫った箱根駅伝予選会が[まちの達人]にアップされました。当日、各大学の熱気を伝えてくれる大学生特派員のプロフィールや、各校OBのみなさんからの応援メッセージなども続々充実。予選会本番に向けて多摩てばこネットも熱くなってきました。
この更新に併せて、この度のリニューアルで一時見られなくなっていた[街のコンシェルジュ]特集記事のバックナンバーも[まちの達人]バンクナンバー欄に復活です。ご迷惑をおかけしていましたが、どうぞお楽しみください。
本日は[ベストショット5]も更新しました。今回は、これから夕暮れが早くなって楽しみな立川の夜景です。寒くなったり暗くなったりとちょっと寂しい秋から冬も、きれいな夜景に出会うときっと素敵に感じられるでしょう。
暮れるのが早いといえば、11日は旧暦9月13日の「十三夜」でした。あいにくの雲で栗名月、後の月見もなしでしたが、昨日は夕方から満月がきれいに見えました。十三夜は過ぎたけれど素敵な月見をした気分。たったひと月の違いですが暮れるのが早い分、月の輝きが増したように感じられるから不思議。
穏やかに晴れた一昨日昨日から一転、今日は天気予報通り雨が降り出しました。午後、車を運転してもらってちょっと小平まで出かける用事があったのですが、休み明けのせいか雨のせいか、道路はどこも混んでいました。またまた忙しい日常が始まったぞという実感がわきます。
明日で10月も半分。今年も残すところふた月半・・・あれこれしなければならないことを考えると気が遠くなるトシャガですが、まずは目の前のことを片付けることですね。お忙しい方も事故などにはお気をつけて、おたがいさま元気で年末に向けてがんばりましょう!


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「体育の日」

081013btn10月10日から<10月の第二月曜日>に移った「体育の日」。三連休の最終日でもありますが、emiさんとか私以外にはお仕事しているスタッフもいるので、休んでいることに多少後ろめたさを感じつつ、ありがたく近所の公園をいつもより多めに走って、その日らしく過ごしました。朝方は夜からの雲を残していた空も、日が高くなるにつれてきれいに晴れ上がり、昨日以上にうらうらと気持ちのいい秋の一日になりました。皆さんどう過ごされたでしょうか?
午後、若い人がやってきていろいろ話をしていたのですが、トレーニングセンターなどでは私のような中高年の会員がどんどん増えているのだそうです。皆さん、忙しかったり責任が重くなったりしてストレスは多くなる割に、外に出て歩いたりすることより会議やらで動かないことが圧倒的に多くなる。加えて年齢とともに簡単に筋肉が落ちるし、それがなかなか回復しない・・・要するに、からだの衰えをなんとかしなくちゃ! と焦っていることの証左。そうですなぁ、ご同輩。
友人で、都心の職場の数駅前で降りて必ず歩くという、すばらしい心がけの男がいます。かくいうトシャガも、それでなくても不得意な会議などが重なると、心身ともに衰えを感じることがあります。これから心身を鍛えるという高望みなどしなくて、良くて現状維持、せめて衰えを遅くしたい。だから走っているのかもしれません。
哀しいけれど、これが加齢ということの現実。がんばって、せめてランニングの距離を伸ばしましょうね、ご同輩。本日、夕方にはすばらしい満月が出ました。世の中、明るく見たいものです。


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のどかだから・・・秋

081012btn一日じっとりと過ぎた昨日から一転して、今日は本当に穏やかな秋の日曜日になりました。今日は立川に来ていて、せっかくなのであちこち外を回っていたのですが、小学校や中学校から運動会の声援や音楽が聴こえてきました。そういえば、家を出るとき、すぐ近くの幼稚園でも運動会らしく、ビデオを持ったお父さんと一緒の子どもたちがたくさん。
子どもの運動会にビデオや望遠レンズをつけたカメラを抱えて行ったなんて、ずいぶん昔のことになってしまいました。中学生くらいになると親は呼ばれもしないし行きもしない。幼稚園・保育園や小学校の時が、わが子がスターの絶頂期です。
草花の絶頂期がいつなのかは知りませんが、立川の柴崎学習館(以前は中央公民館)で「秋の山野草展」をやりますとご案内をいただいていたので、のぞいてみました。ホトトギスやダイモンジソウなどの花に交じってコケモモやマユミの実も赤く色づいていたり。みなさん愛情を込めて育てていらっしゃるんだなと感心しました。派手ではないけれど情趣のある秋の草花もいいなと思います。
午後からは少し雲が出てきました。女心と秋の空とも、男心と秋の空とも。心の変わりやすいのは、それぞれの立場から見ればお互いさまなのでしょう。人の心も、秋の空も、動物や草木や八百屋に並ぶ野菜、魚屋の魚さえ、日々同じではありません。何はともあれ、今日ののどかな一日を楽しく過ごせたことを喜ぶこととしましょう。のどか−−漢字にすると長閑。字に似合わずあっという間に過ぎてしまう秋の日です。


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木の実色づいて

081011btn朝方までの雨が一日中残ったような一日でした。今日、明日は先週に続いてあちこちの学校で運動会や体育祭があります。親戚の小学生も今日が運動会で、その女の子が「選手センセイ!」をするはずだったので妻と行こうかとも言っていたのですが、運動会は明日に順延になったとのこと。明日はあれこれ用事があって行けないので、ちょっと残念。こういうことが、今日はたくさんあったのではないかなと思います。
雨がちな秋も確かに深まって、わが家の近くに多いクロガネモチの街路樹にたくさんついている実が少し紅くなっていました。柿の実も少し色づき、シイとかナラ、クヌギ、カシといったドングリ類も茶色になったのが歩道に落ちています。
「稔りの秋」というのは、お米とか芋とか、そういうものに言うのがふさわしいのかもしれませんが、野には野の、山には山の、道端には道端の秋の実りがあるのにちがいありません。人間さまだけでなく、鳥も虫も小さな動物たちもその恩恵をいただいて、これから迎える冬の厳しさに備えるのに一生懸命です。
株が世界中で下がって大騒ぎです。株券、債券、紙幣・・・人が貼付けた価値が剥がれればただの紙切れです。もっといってしまえば、ピカピカ光る金(キン)とか宝石も、食い物のない時には何の役にも立ちません。
そんな幻想を一切を持たない草木も虫も鳥もけものも、みんな懸命に生きて、命をつないでいます。今の世の中、そういったものたちに目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。


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「オオカミの護符」

081010btn 午前中、東中野のポレポレ座へ。知り合いから案内をいただいていたドキュメンタリー映画「オオカミの護符」(由井英監督)を観てきました。制作の小倉美恵子さんが生まれ育った自宅や近所に貼ってある怖そうな獣の絵のお札−−それが何なのかを切り口に、関東一円の農家に信仰されてきた青梅市の武蔵御嶽神社の「お狗さま」、さらに神の使いであり農作物を守ってくれると関東一円で信じられたオオカミと人々の暮らしを、神社や二百数十年も毎年御嶽神社に詣で続けてきた御嶽講の人たち、里や山の古老の話を聞きながら、じっくりとていねいに撮った約2時間の労作。
そういえば、立川にもまだ御嶽講が残っています。青梅では商店街などでも、多摩地域では農家や旧家にはよくオオカミをかたどった御嶽神社の護符が貼ってあります。イノシシやシカといった動物による農作物への被害を防ぎ、さらにはカマドの火災除け、蔵や勝手口の盗難除け・・・人々の切実な願いと、そんな人々が営々と営んできた暮らしと思いが伝わるいい映画でした。
映画の本質とはちょっとずれますが、映画の中で話をしてくれていたおじいちゃん、おばあちゃんたちが、みんな寸詰まりの節くれ立った手をしているのが印象的でした。かつての農村なら誰もが持っていた働く人の手。そういう手を見ることが少なくなりました。
以前北海道の田舎で飲み屋さんに入ったら、店の女性が「あんたはどんな仕事をしているの? 苦労したことのない手だね」。そんなことはないだろうと言ったら「ホラ」と見せてくれた彼女の手は、この映画のおじいちゃん、おばあちゃんのように寸詰まりに節くれ立っていました。「小さい頃から畑仕事をするとこんな手になるんだよ」と言われ、いたく恥じたことを思い出しました。映画を観て立川に向かう電車に乗っても若い人の手や指に目が行きます。本当に苦労したことのないきれいな手ばかり・・・。


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千年読み継がれる物語

081009b今年は「源氏物語」が書かれたと文献的に確かめられる年から数えて1000年になるというので、源氏物語千年の催しがいろいろ開かれています。立川にある国文学研究史料館で「源氏物語 千年のかがやき」という特別展示が開かれているので今日の午後、行ってきました。
江戸前期に描かれた「源氏物語団扇画帖」「源氏物語図屏風」など典雅な美術作品や、これはやっぱり国文学研究機関という古写本や古筆断簡、賀茂真淵が自筆で書き込みを入れた注釈書、蒔絵のけんどん箱に収められた源氏五十四帖の写本一式・・・へぇすごいな〜とのぞき込みながら、これほど長く、天皇さまから下々まで読み継がれてきた源氏物語の生命力を思わずにはいられませんでした。
恥ずかしながら「源氏」は何度挑戦しても読み通せたことがありません。古典文学全集はもちろん、現代語訳でも漫画になったものも、情けないことに全部途中で投げ出してしまいました。古典文学でも「平家物語」とか「太平記」とかはとっつきやすくて一気に読んでしまえますが「源氏」はだめ。複雑に絡み合った人間関係やそれぞれの感情など、読んでいてしんどいこと。
これはたぶん、少年漫画と少女漫画の違いなのでしょう。スポ根ものにしても学園ものにしても少年向けは絵もストーリーも直線的、少女漫画のぐちゃぐちゃとした感覚を多くの少年が苦手としていたのと共通するものがあります。というより、少女漫画とか昼ドラの元祖が「源氏物語」というべきなのでしょう。
先日の本欄で三田鶴吉さんが主宰する「立川望星講座」で東海大・下島朝代先生の源氏物語についての講演を聴いた話を書きました。このとき先生がおっしゃった中に「年齢によって味わいが違ったり読みが深まるのが源氏物語の魅力」と。その意味では女性は少女の頃から大人で、トシャガなどいくつになっても大人になれないガキのままという気もします。1000年前にこういう小説を書いてしまった紫式部という女性の才能は怖い。


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改札出れば、コスモスの秋

081008btn昨日のコメントにemiさんが書いていますが、間もなく箱根駅伝の予選会の開かれる10月18日。来年お正月の箱根路を走る権利を得る13校を目指して学生たちが立川を疾走します。もうすぐ、予選会出場校のフラッグがJR立川駅コンコースに並びます。
その前に、今は駅の改札を出て北口に向かうとプランターに植えられたコスモスが迎えてくれます。立川NEWSでもご紹介している国営昭和記念公園の「コスモスまつり」のPR。公園まで足をのばせば、見事に咲いている一面のコスモスに出会えますが、忙しくてなかなか行けない人にも秋の雰囲気を感じさせます。足早に通り過ぎる人たちにも思わず足を緩めてしまうみたい。
コスモスは「調和のとれた宇宙」という意味を持ちます。原っぱや丘に咲き乱れるこの花を見ていると何だかたくさんの星が輝いているように見えなくもありません。名前をつけた人もそのように見たでしょうか。宇宙といえば、宇宙がどのように生まれたのかに理論的な説明をつけた3人の日本人、南部陽一郎さん、小林誠さん、益川敏英さんが一緒にノーベル物理学賞と決まり、夕べから大騒ぎです。
その研究がどういうものなのか、門外漢にはまったく見当がつかないのですが、たぶんすごいことなのでしょう。南部博士が最初に理論的アイディアを発表したのは半世紀も前、小林・益川両氏の受賞対象となった論文も30年も前のもの。「遅すぎた」という声も多いのですが、遅くても認められたことをお祝いするべきなのでしょう。
印象深かったのは、小林さんでしたか益川さんでしたか、どちらかの奥さまがテレビの取材を受け「夫婦で海外旅行なんてもちろん行ったことがありません。初めての海外旅行が授与式というのもうれしい」というようなことをおっしゃっていました。基礎研究の研究者の暮らしって、そうそう楽ではなかったでしょうし、こういう奥様がいたから難しい研究を続けられたんだろうな・・・そんなことを想像すると、駅の改札を出てコスモスを見た時のように、心がなごみます。


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立川ステーションルネッサンス!

081007btn昼近くに立川駅の南北連絡通路を歩いていたら、何やら人だかりがしています。のぞいてみると、立川市長とか立川商工会議所会頭とかJR東日本の方とか立川駅長さんとか、要するに偉い方たちが集まってテープカットをなさっていました。
そうそう、今日は立川駅とその周りの工事で最後まで残っていたホテルがオープンして、それに伴って駅の中のお店もいくつか新規開店。この駅のリニューアル工事全体が「立川ステーションルネッサンス」というのだそうで、それがいよいよ完成してそのお祝いセレモニーだったのです。
立川駅利用者としては、ずっと工事が続いて不便もありましたが、トイレがきれいになったりお店が増えたり、便利にはなりました。なにしろルネッサンスです。きれいになった駅から、ダビンチやミケランジェロやラファエロが出てくるかな? なにしろすごいことです。
それにしても、立川駅の人の多さはちょっと驚くほどです。きれいになってお店やホテルもできて、もっとたくさんの人が集まるようになるのでしょう。田舎のわが母親は、東京へやって来て初めて新宿に出たとき「今日は何かお祭りかい?」と本当に真面目に聞きました。今度立川にやってきたら、やっぱり「お祭りかい?」と聞きそうです。今度試してみたいと思います。


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いい桐 悪い桐

081006btnすでに多摩てばこネット・トップページでお気づきかもしれませんが、ベストショット5を更新ました。今回はトシャガがこの季節お気に入りの昭和記念公園の野の花たちです。「もっと他にもあるだろ!」というご意見もあるかと思いますが、独断で選ばせていただきました。ご容赦!
で、本日の本欄写真は、花ではありませんが、やはり昭和記念公園できれいに色づきはじめたイイギリの実です。もう少し経って葉っぱが落ちた後、青空の中に真っ赤な実だけ光っていると、なんだか外国で日の丸の旗を見つけたような感動があります。
イイギリというのは、漢字で書くと飯桐。ものの本によると、昔ご飯をこの葉っぱで包んだからだそうです。しかし昔、初めてこの名前を聞いて思ったのは「ああ、いい桐なのね」。とっても感じのいい木なんだろうなと勝手に思い込んだのでした。
桐と名がつく木には、桐のタンスとか下駄にするキリ(桐)もあれば、街路樹によく植えられているアオギリ(悟桐)などもあるわけですが、いい桐があれば、きっと悪い桐もあるはず。たぶんアオギリあたりかなと漠然と思っていたのでした。
それが誤解だとわかったのは、だいぶ後になってから。アオギリには長らく悪いことをしたと思っています。こういう誤解は他にもあるもので、知り合いに伊井熊さんという姓の方がいるのですが、最初にお会いしたとき「いい熊さん」という綽名かと思い「どうしてそういうふうに呼ばれるの?」と聞いてしまったのです。そういう失敗は・・・私だけ?


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「丸のウシ」?

081005btn日曜日の午後、グローバルフェスティバルというイベントがあって日比谷公園に出かけました。以前はアフリカンフェスティバルという名前で、アフリカ一色の雰囲気。知り合いがブースを出しているのでそこに寄ったり、アフリカのいろいろな食べ物を食べたり飲んだりしていました。それが他の地域も加わって、幅が広がって多彩になりましたが、その分独特のアフリカ色が薄まったようで・・・。
そんなことを思いながら、会場やそれ以外にも用事のあるらしい妻と別れてプラプラ歩いていると、日比谷交差点の交番前に奇妙な牛。「なんじゃこりゃ?」と思いつつ、有楽町方向に歩いて行くと、丸の内の通りにまた牛。そういえば、電車の中吊り広告に丸の内で「カウパレード」というアートイベントがあるとあったなと、ようやく思い出しました。
で、そのまま北方向にプラプラと歩いて、結局牛を探しながら東京駅あたりまで歩いてしまいました。アーティストたちが思い思いにペイントした実物大のアートな牛たち。丸の内のビル街、高級ブランドの店やおしゃれなカフェなどにも負けず主張していました。丸の内の牛だから「丸のウシ」とでも言うのかしら? なかなか楽しかったです。
たまたま見つけて歩いてしまった私のような物好きだけでなく、偶然通りかかって記念写真を撮る人や、地図を片手にわざわざ牛を訪ねているらしい人も。けっこう盛り上がっているのがよく分かります。
立川にもファーレ立川の再開発地域の路上に109の現代アート作品が並ぶ「ファーレアート」があります。ボランティアの方たちがアートツアーなどを開いてくれていますが、丸の内のように日曜日でもいろいろな人がそれをお目当てに見に来るという風景はちょっと見ません。牛のパレードというコンセプトが関心を呼んだのか、もっと言ってしまえば、丸の内再開発に当たっての三菱の戦略がうまかったのかしらとも思いますが、アートとしては負けているとは思わない立川のせっかくの財産、もっと生かせないものかと思ったのでした。


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大のぼり

081004btn昨日に引き続きよいお天気。そして昨日に引き続き国営昭和記念公園の話題で恐縮ですが、公園の中にある「こもれびの里」に本日、立川は砂川五番に伝わってきた大幟(のぼり)が立てられました。
立川や多摩地域のあちこちで、江戸時代からお祭りの時に立てられてきた大幟ですが、今では失われてしまったり、幟やそれを立てる柱などは保管されていても立てる場所も人もなかったりで、すっかりさびれてしまた習慣。「砂川五番の大幟」も保管しきれずどうしようかというところを「こもれびの里」が引き取って、昨年10月の一般オープンに合わせて復活させました。
今年「里の秋まつり」に合わせてヨイコラショッと立てたわけですが、なにしろ15mもあろうかという柱です。去年は技術を保存しているお隣の昭島市の方の指導を得ながらやったのですが、人の力だけではどうしても立てられず、文明の機械力を借りました。
しかし江戸時代以来、人の力で立ててきたものですから、今年は力を合わせて機械力なしで成功! したそうです。実は、トシャガもお手伝いするはずだったのですが、午前中どうしても用事があって、午後行った時にはすでに大幟が立っていました。面目ないことですが、お許しください。
昨日書きましたように、昭和記念公園ではコスモスまつりも開催中。コスモスの丘から里の大幟がひときわ高く目立ちます。柱につけられる見事な龍の彫刻一対も、里の作業小屋に展示中。秋祭りは11〜13日。13日まで大幟が立っています。お立ち寄りの際はぜひご覧ください−−と宣伝して、力仕事を手伝わなかった本日のお詫びといたします。


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コスモス

081003btn昨日も今日も秋らしい青空になりました。明日明後日の週末を前に、どこかに出かけたくなるようなお天気です。
多摩てばこネット・トップページのPickupイベントスポット、立川NEWSにもありますが、開園25周年の国営昭和記念講演では9月下旬から11月3日まで、コスモスまつりを開催中です。
秋桜とも書くコスモス(それにしても<宇宙>というすごい名前はすごい)。ちょっと見てきた感じでは、まだ桜なら3分咲きという感じですが、早くも写真を撮る人、花を楽しむ人出にぎわっていました。毎年見ているはずなのに、満開の頃はどうなるんだろうと、わくわくしてしまいます。
公園北側の砂川口から入ったコスモスの丘やみんなの原っぱ、バーベキュー広場・・・あちこちに、合計41品種、411万本のコスモス(どうやって本数を数えたんでしょうね)といいますから、これから秋が深まるにつれ、一面の花の絨毯が楽しめるでしょう。
今度の日曜10月5日と、10月26日は入園料が無料になります。立川とその周辺、都内やお近くの方も、どうぞ見にきてください・・・と、公園の回し者ではありませんが、本当に宣伝したくなるような見事なコスモスです。


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カヤの実

081002btnemiさんが18日に立川で開かれる箱根駅伝のことを書いてくれました。朝、駅伝のフラッグを吊り下げているのを見て、そのことを書こうと思っていたのですが、急遽ほかの話題です。
昨日、外を自転車で走る時間ができたので久しぶりに国営昭和記念公園のサイクリングロードをを走っていたら、路上にドングリくらいの大きさだけどちょっと平べったくてシワが寄った−−ちょうどアーモンドとドングリの中間くらいの実がたくさん落ちていました。こりゃなんだ? と自転車と停めて上を見ると、なんと榧(カヤ)の木にたくさんの実がついて、それが割れて中の種が道に散らばっていたのでした。
榧の木といえば、材が最高級の碁盤になることで知られています(といいますか、それしか知らない)。以前、碁好きの方から聴いた受け売りですが、最高級の榧の碁盤に、これまた最高級の碁石でパチリと碁を打つと、碁盤がほんの少しだけくぼむのだそうです。その感触と石の落ち着きが実にいい。ところが対局が終わって一晩置いておくと碁盤のくぼみが元にもどっている・・・とまあ、そんなことのようでした。
だからどうした? と考えるのはわれわれシロウトの浅はかさ。その道の達人になると、そのような碁盤で対局するのが、ひとつの快感になるのでしょう。
・・・で、その実です。鼻を近づけてかいでみると、柑橘系といいますか、ユズかカラタチを強くしたような独特の匂いがあります。人にもよるでしょうが、トシャガには良い香りと感じられました。・・・で、調べてみますと、ヤニ臭くアクが強いが、アク抜きをして煎ったり、土の中で殻を腐らせてから蒸すと食べられるとあります。どなたか食べた方がいたら、どんな味がするのか、うかがってみたいところです。


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箱根駅伝予選会

Ekidenfrag_3  すっかり秋の風です。今朝、立川駅北口ペデストリアンデッキを降りてくると、北口大通りでフラッグを換えていました。「箱根駅伝予選会」のフラッグです。毎年正月に行われる箱根駅伝。この出場権をかけて、立川の街を大学生が走ります。今年は10月18日(土)9時スタートですrun
 多摩てばこネットも予選会を応援しています。今年は特別に応援サイトも開設します。予選会も基準があります。一定の記録保持者が10名以上いないと参戦できないのです。

 一昨年予選会の取材に行きました。
母校の旗を見た時、それはそれは感激でしたlovely 
今年も応援するぞ〜!と陸上競技部にメールしたところ、「9月の記録会が終わらないとエントリーできるかどうかわからない」という返事。つまり記録保持者が9人しかいないというのです。最後のひとりが9月に記録を出さないと今年は予選会に出られない……。どうなったかなあ、どうしたかなあと気を揉んでいたところ、「おかげさまでエントリーできることになりました。10人ギリギリですが、がんばります」という連絡。後輩のがんばりに涙が出ちゃいます。

 駅伝ファンのみなさま。いろいろな応援サイトがありますが、多摩てばこネットはひと味違う駅伝予選会をお届けします。
おたのしみにnote


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金木犀

081001btn本当に早いものですが、もう10月です。2、3日寒い雨が続いた後、ようやく晴れ間が戻ってきました。こちらも数日間、ひたすら忙しかった仕事が一段落して、久しぶりに自転車で立川のあちこちに出かけてみたら、どこからともなく濃厚な金木犀の匂いがしてきました。
人によっては、トイレの芳香剤の匂いを連想してしまう(金木犀には本当に申し訳ない話ですが)あの匂いです。この匂いが漂うと、本当に10月だなという気分になります。探してみると、まだ半開きですが、小さな小さな金色の鈴のような花があちこちについていました。
昔の中国の人は、月の世界には、巨大な金木犀が生えていて、それを巨大な人が伐っているのだと考えたようです。秋、澄んできた空に煌煌と輝く月を見ていると、そういう連想が自然と生まれるのがわかるような気がします。
ましてや、7里匂うという濃厚な匂いがどこからともなく漂ってくると、むさ苦しい巨人が斧を担いでいるより、絹の薄物をまとった女性たちがひらひらと舞っているような・・・。
まあ、そういうオジさんの妄想は措いておくとして、台風も少し日本列島を外れてくれそうな天気予報。寒からず暑からず、過ごしやすい時期を何をして楽しみましょうか?


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