こぼれネタ日記

昭和も遠くなりにけり?

091112btn昨日ほどの降りではありませんが、立川は今日も暗い空から時折細かい雨が落ちてくるお天気。昨日ピアノ演奏を聴いた村松健さんは、雨は生きているものを潤すので「あいにくのお天気」というのは当たらないとおっしゃって、なるほどと思ったのですが、雨が降った上にこう寒いと、やっぱり「あいにくの」と言いたくなります。
立川駅などでもここ数日は警官が多いなと思っていたら、今日は天皇陛下のご即位20年の記念日。雨のこぼれるなか、皇居などでお祝いの式典、行事があるとのこと。明日は米国のオバマ大統領が来日といいますから、東京都心部は厳戒態勢のようです。
20年前の正月早々、昭和の終わったのも寒い日でした。そしてもうすぐ年が改まると平成22年。平成生まれが成人というのですから本当に早いものです。俳句に「降る雪や明治は遠くなりにけり」という中村草田男の句があります。草田男がこれを詠んだのは昭和6年頃といいますから、大正の15年間を入れると明治が終わって20年ちょっと。ちょうど平成の今、昭和を振り返ったのと似た感じでしょうか。
そういえば昭和という言葉が「懐かしの」とか「レトロ」とかとセットで使われることが多くなりました。昭和ひとケタ生まれでバリバリ元気な方もたくさんいらっしゃいます。戦後もしばらくして、60数年続いた昭和の真ん中あたりに生まれた者として認めたくない気もしますが、昭和が日々遠ざかっているのは間違いないのでしょうね。


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フォレスト・イン昭和館チャペルコンサート

091111btn久しぶりに雨になりました。午後からスタッフのsakoさんと青梅線で昭島駅まで行き、フォレスト・イン昭和館で開かれた村松健さんのピアノコンサートを聴かせてもらいました。
立川から4駅なのに、武蔵野らしいケヤキやナラ、赤松、カエデ、山桜といった森を控えたホテルは、喧噪を離れた落ち着いた雰囲気。ふだんは結婚式の会場となる森に面したチャペルがコンサート会場です。
村松さんは幼い頃からピアノに親しみ、CMやテレビ番組の劇中音楽を制作しているほか、野外の自然の中でもコンサート活動をし、現在は奄美大島に暮らしています。フォレスト・イン昭和館でのコンサートも7回目になるそうです。その村松さんのオリジナル曲を中心に、ピアノソロや、パーカッションの岡部洋一さんが加わった演奏。
初めて聴かせていただいた村松さんのピアノは、とても穏やかな気持ちにさせてくれる響き。柔らかい雨に濡れた森やちょうどステージの背景になり、雰囲気もぴったり。聴いているうちに、幼い頃外で遊んでいた時の原っぱの匂いとか、思い出していました。
冬の雨の中、心までちょっと潤ったみたいです。


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「しらせ」出航

091110btn<たちかわPerson>を更新しました。立川にある国立極地研究所へのインタビューシリーズ、今回は民間から採用された4人のプロフェッショナルにお話を聞きました。どうぞご覧下さい。<ベストショット5>も更新しています。
そういえば、今日10日は、第51次南極観測隊を支援する新しい「しらせ」が晴海埠頭から出航します。観測隊員のみなさんは、今月24日に空路オーストラリアに飛び、現地で「しらせ」と合流、12月中旬には南極の昭和基地沖に到着の予定とのこと。多摩てばこネットも応援しています! 第51次南極観測隊ブログ<ペンギン村からこんにちは!>もどうぞご覧下さい。
立冬を迎えてから今日までずっと、穏やかなお天気が続いています。今日も「しらせ」の出航を祝ってくれるようなうらうらとしたお天気。明日からは一転して雨になり、寒くなるという天気予報ですから、お天気も粋な心配りをしてくれているのかもしれません。
初めての南極行きとなる新「しらせ」の航海の安全と、観測隊の皆さんのご活躍をお祈り申し上げます。お見送りに行けず残念ですが、立川から「いってらっしゃ〜い!」。


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穏やかに初冬

091108btn昨日は暦の上で冬の始まり「立冬」でした。昨日も今日も、その前の寒い寒い数日間から比べると、ずっとしのぎやすい穏やかなお天気。心安らかに冬を迎えよという、天の配慮なのかどうか。いずれにしても、日曜をゆっくりと過ごさせていただきました。
昨日は土曜日で、午後から都心に出てきました。多摩てばこネットの兄弟分「えくてびあん」の表紙を撮影していただいている細江英公さんの個展が、中野と千代田区で開かれているので、エイヤッと腰を上げて見てきたのです。
中野は、新しい写真集『花泥棒』の出版元でもある冬青社のギャラリー。そして、千代田区は地下鉄半蔵門駅のすぐ近くの、JCIIフォトサロンで開かれている、キューバの写真家、マリオ・ディアスと細江さんが、それぞれ日本とキューバを撮った写真の展覧会。
今年は、日本とキューバが外交関係をつくって80周年なのだそうで、その交流展。初めてキューバを訪れた細江さんのワクワクするような視線はすごいな〜。
休日をもらった今日、近所の公園を散歩していると、芝生にシートを敷いて楽しんでいる人たちの輪から、明るいサンバのリズムと音楽が聴こえてきました。ブラジル人らしい方や日本の方たちが集まって、ビールを飲みながらみんなで演奏を楽しんでいるのでした。
拝見したところ、そんなに若い人ばかりではない。細江さんの写真に写っているキューバの方々もそうですが、公園の芝生で音楽に興じている皆さんの楽しそうで若々しいこと・・・若さというのは年齢ではないのだな〜と、つくづく思いました。


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小春日

091106btn
数日間の寒いお天気が、ようやく少し温かくなりました。立川も気持ちよい晴れの小春日という晩秋(初冬でしょうか?)です。
今日は応現院文化講演会があり、そのお手伝いをしていたのですが、こういう行事では何といってもお天気がいいのが、来る方にも運営する側にも、一番です。うららかなお天気で、皆さん楽しく講演を聴いていただけたら何より嬉しいことです。
こういう頃に思い出すのは、幼い頃。そろそろ寒くなって、北国でたまに巡り会う日差しのいい日は宝物です。葉っぱを落とした柿の木に、熟れた紅い実がお日さまの光に輝いている・・・世の中でこんな素晴らしい日があるだろうかと幸せな気分になりました。
あるいは、母親が指揮をしてみんなで布団を干し、秋の日が暮れる前の早い時間に取り込むと、夏とは違った柔らかい日なたの匂いを含んだ布団の感触。
お日さまの高さが段々低くなるのですが、その分、窓越しに差し込む日の光は部屋の中まで届きます。こういうことって、天が冬の寒さにふるえる生き物たちのために企んでくださったのか、あるいは昔の人たちが天の変化をうまく生活のなかに取り入れてくれたのか・・・きっと両方のおかげで、人は厳しい自然の中で生きる喜びを見つけてきたのにちがいありません。


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ウバユリ

091105btn立川は昨日も寒い一日でしたが、今日もどんよりと曇って、やっぱり寒い。温かそうなコートを着ている人を見ると、うらやましくなりますが、着ぶくれするのを考えると、なかなか思い切れません。
立川駅のコンコースを行き来する人の様子などを観察すると、さすがに半袖シャツ一枚という人は見なくなりましたが、サラリーマン風の人はたいていは上着を着ているだけ。たまにマフラーを巻いて・・・私が寒がりなのか、みんな「伊達の薄着」でがまんしているのか。そういえば真冬でもモコモコに着込んだ人を見かけなくなりました。
内側に着ると冬でも温かい下着とか、いろいろ便利なものも出ています。それだけみんな見た目、格好、姿かたちを気にするから、そういう商品も売れるのでしょう。
服やファッションではありませんが、ずっと具合の悪かった前歯が先日抜けてしまいました。われながらみっともないので、しばらくマスクで隠していましたが、ようやく歯を入れてもらい、自分の顔を取り戻したようてホッとした気分。たかが歯とはいえ不思議なものです。
今ごろ、野原で丸っこい実をつけている草にウバユリがあります。ユリの仲間で、実をつけるころになると葉っぱが全部落ちてしまいます。実が大きくなると葉がない→子が大きくなると歯がない→年老いた乳母・・・昔の人の名付け方はうまいというか、そのものズバリで身につまされます。


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立川 諏訪神社の菊花展

091104btn一昨日昨日と、本欄を書けずにいるうちに、季節がすっかり初冬らしくなってしまいました。「ベストショット5」も更新しております。どうぞご覧下さい。
昨日、今日は立川をはじめ東京でも「寒い〜」という冷えになりました。北国や高い山では雪になったところも多いようで、紅葉と雪化粧のコントラストが美しい情景がニュースで報じられています。見ていると美しい景色も、その場にいればかじかむような寒さのはず。立川から見る限り、奥多摩の山々は雪化粧していないようですが、そのうち頂上のあたりが白く見えるようになるのでしょう。
この時期に綺麗に咲くのが菊の花。日野・高幡不動など各地で菊祭りが開かれています。立川の諏訪神社境内でも、11月1日から15日まで、恒例の菊花展が開かれています。立川菊花愛好会の方たちが一年間丹精こめて育てた菊が並んで、目を楽しませてくれます。
大輪の三本仕立てや、丈の小さな一輪仕立て、小菊の花が滝のように咲く懸崖づくり・・・菊づくりは大変な手間がかかるといいます。どの花にも育てた人の愛がこもって、こんなに綺麗なのでしょうね。


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11月

091101
11月になりました。<まちの達人><プレゼント>を更新いたしましたので、どうぞご覧ください。
昨日に続いてお天気は良かったのですが、風が強くなりました。11月になったというだけで、また少し冬に、そして年末に近づいたような気分になります。もう少し、秋を楽しませてもらえる陽気が続くといいですね。
休日をもらって、湾岸の豊洲に出かけてきました。石川島播磨のドックや工場などが並んでいた一帯が再開発されて、行く度に高層ビルがニョキニョキと現れるような感じがします。かつてのドックを残して作られたショッピングセンターからは、東京湾やレインボーブリッジ、お台場などが見渡せ、買い物のついでに海の景色を楽しめるオープンカフェで食事をしたり、子どもと一緒に、あるいは犬を連れて(ドッグランもあるのです)来ている人などで賑わっていました。
つい何年か前には、グレーに塗装された自衛隊の艦が横付けされているのを遠く観るだけの殺風景な眺めだったのが嘘のようです。
新しい建物が次々と出来、前がどうだったのか想像もできなくなるのは、立川あたりでもよく経験すること。立川以外でも三鷹駅の北側とか、武蔵小金井駅の南側、八王子駅の南側など、そういう再開発が進んでいます。
街の姿が変わると、そこに集まる人も変わり、街の雰囲気まで変わってくるように感じます。どう変わっていくのだろう・・・親しんだ風景が消えて寂しいような、期待にワクワクするような。


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晴れて、立川「楽市」

091031btn
秋晴れの土曜日、立川では国営昭和記念公園で「秋の楽市」が開かれました。地域物産展というか、収穫会というか、お祭りというか・・・季節のいい時期に、地元の農産物や商品や、地域活動を全〜部集めて楽しもうという催しです。
<季節のいい時期に>とはいいながら、野外で行われる行事には、なぜか雨や風に見舞われるのがつきものという世の習いなのですが、今年は穏やかなお天気に恵まれました。午前中、あれやこれやの間をぬってちょっとのぞいて見たのですが、途中で出会った関係者の皆さんとの最初の会話は「本当にいいお天気で・・・」。みなさん、気にしていたのですね。
いろいろな出店の他に、国営昭和記念公園「花みどり文化センター」の中でもいろいろな催し。明日の日曜日も芝生の会場や屋内でも、いろいろなイベントが予定されています。お時間のある方は、どうぞ立川まで!
立川だけでなく、明日から3日までは国立「天下市」も開かれます。多摩地域全域、秋のいい季節を祝うような催しがたくさん予定されています。とても回りきれないのですが、それぞれに楽しい企画がいっぱいあるはず。明日日曜日と3日「文化の日」はお休み。お出かけして発見した楽しい話題「速報! 立川」にレポートくださいませ。


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十三夜

091030btn0昨日は用事があって四谷の方まで出かけ、そのまま夕方になってしまったので立川には戻らずに四谷三丁目あたりや、新宿のギャラリーなどを久しぶりに回りました。ふだん、乗り換えで新宿は通り過ぎるだけで街に出たのは久しぶり。立川も駅やその周辺の人の数はすごいのですが、さすがに新宿は輪をかけてすごい。周りの人と歩くテンポが合わず、まごついてしまいました。
すっかり人疲れして、空の上を見上げると、半月より少し太った月が空にかかっていました。今夜はもう少し太って・・・今月初めに十五夜がありましたが、今日は旧暦9月13日で十三夜。後の月見とか、栗名月とも言われるそうです。秋もシンと深まって日が暮れるのも早くなっての月見は、いちだんと趣があります。今夜はお月見という方も多いでしょうね。
昨日、四谷三丁目近くの裏通りを歩いていたら、道端にお地蔵さまがありました。「たんきり地蔵」とあって、お供えこそ見えませんでしたが、小さなほこらの前に植えられた草木の花が、薄暗くなった中に灯りのように咲いていました。何やら由緒あるお地蔵さまのようです。新宿から遠くないこんなひっそりとした場所で、花に囲まれてお地蔵さまが月見をする。十三夜には、よく似合いそうです。


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